最先端の光技術を自由にオープンに利用し、創発的研究を進める、慶應義塾大学 未来光ネットワークオープン研究センター(Keio Future Photonic Network Open Lab)
🔷概要🔷
総務省グリーン社会に資する先端光伝送技術の研究開発 課題Ⅱ 大容量・高多重光アクセス網伝送技術を推進するセンターです。本センターは2030年の光アクセスメトロ技術の日本のCoE(Center of Excellence)であり、国内外の諸機関が実験を行うことができるオープンラボとして、アプリケーションの拡大、普及、オープンイノベーションを生みだすための機能を持ちます。400G(当初100G)の光アクセス(PON/OLT/ONU)が入り、また、世界で初めてのホローコアファイバー(コアが空気でクラッドが構造化したフォトニッククリスタルファイバ)も利用可能となる予定です。すでに、ローカル5G実験局を慶應義塾としては初めて、K2タウンキャンパスに開設し、慶應義塾の多くの研究室が実験で利用することができる環境が整いつつあります。2024年度には超多波長のアクセス系のみではなく、IoTアプリケーションを意識した、パワーオーバーファイバー(PoF)にチャレンジすると同時に、エネルギーハーベスティングIoTシステムの研究を開始する計画です。2025年度は、 現在UTD(University of Teams at Dallas)と共同で、グローバルなオープンラボを作っており、本センターに海外・国内のアカデミア、企業を呼んで、協力をして研究を行う予定です。そのために、ローカル5Gを立ち上げて、自動運転、AGV、ロボティクスとのコラボレーションを行うことを目的にセンター運営を行います。
🔷次世代アクセスネットワークイメージ🔷
▶フレキシブルPON:ユーザーの利用したいサービスや帯域に合わせて最速な帯域を省電力で提供することができる。そのために、新しい光トランシーバー(レートや波長をダイナミックにアジャストする)の研究が必要です。
▶超多分岐技術:従来のレジデンシャルユースではなく、センサーやIoT、さらにはモバイルバックホールやクラウドレットデータセンタアクセスといった複合的なユースケースに対応します。
研究トピックス1
大容量光アクセス網伝送技術
研究トピックス2
高多重光アクセス網基盤技術
研究トピックス3
フィールドとPoCシステムの開発
研究トピックス4
新RoF及び新PWoF技術
News & Information
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- 日刊工業新聞の(2023年12月26日)に載りました近畿大学で行った、低価格で高速の光伝送技術が日刊工業新聞に掲載されました。
超低遅延ネットワークキャンパスの実験を開始しました。
山中研究室の紹介動画です。