🔷利用のガイドライン🔷

本オープン研究センターは、プロジェクト研究を優先しながら、研究の成果物や中間成果物を積極的に社会にオープンにし、利用していただき、その普及を図るものです。しかし、同時に本技術を利用し、創発的に別な研究を推進していただくことを強く望んでいます。

一方で、オープンラボですので、利用料金を取って利用していただくのとは異なり、Give&Takeでの貢献も必要とお考え下さい。

イメージとして、

1)定期的に開催するワークショップで、研究結果をシェアしていただく。
2)オープンラボ運営に多大な努力を払っています。ほかのメンバーの研究に、積極的にご支援ください。
3)研究成果は、可能な限り広くオープンにしていただくとともに、自社のビジネスとして、社会実装を進めてください。
4)他者のノウハウや秘密に触れることがあります。そのために、NDAと最低限の公開などに対する制限があります。
5)設備等を壊したり故障が生じた場合、真摯に話し合いを行うこととなります。
6)規定に同意して参加申し込みをすると同時に、主に知財とノウハウを守るために、慶應義塾が代表して共同研究契約を結んで実験を行っていただきます。

🔷規定🔷

目的:規程は、総務省グリーン社会に資する先端光伝送技術の研究開発 課題Ⅱ 大容量・高多重光アクセス網伝送技術を推進する(以下、「研究プロジェクト」という。)、慶應義塾大学 未来光ネットワーク研究センター(以下、「本センター」という。)について必要な事項を定めるものである。本センターは2030年の光アクセスメトロ技術の日本のCoE(Center of Excellence)であり、国内外の諸機関が実験を行うことができるオープンラボとして、アプリケーションの拡大、普及、オープンイノベーションを生みだすための機能を持つ。400G(当初100G)の光アクセス(PON/OLT/ONU)が入り、また、世界で初めてのホロ―コアファイバー(コアが空気でクラッドが構造化したフォトニッククリスタルファイバ)も利用可能とする。さらに、ローカル5G実験局を慶應義塾としては初めて、K2タウンキャンパスに開設し、慶應義塾の多くの研究室が実験で利用することができる。2024年度には超多波長のアクセス系のみではなく、IoTアプリケーションを意識した、パワーオーバーファイバー(PoF)にチャレンジする。また、エネルギーハーベスティングIoTシステムの研究を開始する。2025年度は、 本センターに海外・国内のアカデミア、企業を呼んで、協力をして研究を行う。そのために、ローカル5Gを立ち上げて、自動運転、AGV、ロボティクスとのコラボレーションを行うことを目的にセンター運営を行う。

基本的な理念:

1 研究活動を通じて、本センターの研究環境の整備と研究活動の活性化を図る。
2 大学主導型の研究立案、運営を行う。
3 研究プロジェクトに参加する諸機関(以下「研究メンバー」という)とは、研究の上では相互に対等であり、相互利益を前提とする。
4 研究成果の公正な評価を行い、公開性の原則を堅持し、知的財産権・所有権を正当な形で研究メンバー間で共有する。
5 研究メンバーは、参加希望者が第3条の参加方法での申込を行い、本センターの研究センター長(以下、「研究センター長」が公共性を考慮し、承認した研究メンバーで構成される。
6 研究センター長は、研究に先導的な役割を果たし、諸機関から派遣された研究メンバーの育成にあたる。

🔷申し込み方法🔷

こちらの申込書をご利用ください。規定のダウンロードはこちらからお願いします。

参加希望者は、secretary_@_yamanaka.ics.keio.ac.jp まで申込書をお送りください。(メールアドレスの_@_は@に変える)

下記、共同研究契約書の一部です。利用にあたっては、このような契約書を作成します。

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